どうする?在庫管理の進め方。

皆さんこんにちは。中小企業診断士のTAKUです。

今回は、在庫管理についての紹介です。

製造業では在庫が必ずといっていいほど、在庫が存在します。

製品在庫、仕掛品在庫、原材料在庫など、あらゆる状態で在庫があります。

欠品はないのはもちろんですが、そのために在庫が多いことも問題です。

在庫が必ず売れる(適正な価格で)のであれば、まだ良いのですが、売れなかった場合は丸々無駄になってしまいます。

特に、原材料を加工して製品となった場合の、製品在庫が残っている場合は、原材料+加工費分が無駄となってしまいます。

そのため、製品在庫については特に注意して管理する必要があります。

では、どうやって製品在庫を管理したらよいでしょうか。

本日はその手順を紹介します。

1.現状を把握する。
2.製品毎に比較し、対処する製品在庫を決定する。

ステップ1:現状を把握する。

まずは、現状を把握しましょう。
把握する内容は、2つです。

1つ目は現時点で存在する製品ごとの在庫金額です。
(月末ごとに把握することでトレンドが把握できます。)

2つ目は製品ごとの年間の販売金額です。

この2つが把握できたら、年間の販売金額を在庫金額で割って、在庫回転率を算出します。

つまり、このような表を作成します。

ここまでが最初のステップです。
在庫がしっかり管理されている状態であれば、すぐに作成できると思います。
在庫がしっかり管理されていない場合は大変かもしれませんが、この表を作成することが肝心です。
全ての製品を把握することが困難であれば、代表製品だけでもよいです。

次に、分析します。

ステップ2:製品毎に比較し、対処する製品在庫を決定する。

ステップ1で作成した表を元に、グラフにします。

縦軸に在庫回転率、横軸に在庫金額を用意して、製品ごとにプロットしていきます。

このような図(散布図)になります。

次にこれを4つの象限に分けます。

象限は右上を第一象限として、反時計回りに第二象限、第三象限となり、右下が第四象限となります。

対策すべき象限は、第四象限になります。

つまりは、製品Dが最も優先して対策を行う製品となります。次に製品Fという順番です。

第四象限が最も優先度が高いということは、最も優先度が低い象限は対角線上にあたる第二象限です。
この例では製品Aと製品Cは在庫管理がされている状態と言えるでしょう。

では、第一象限と第三象限ではどちらを優先すべきだと思いますか?

正解は、第一象限を優先して対策してください。
それは、やはり金額が大きいためです。

まとめると、対策すべき象限の優先順番は、第四象限、第一象限、第三象限、第二象限という順番になります。

製品で言うと、製品D、F、G、B、E、C、Aという順番です。
(あくまでも一例で実際には多少の優先順位はあってもよいと思います。できることから始めましょう。)

在庫管理に関するおすすめ図書

本日はここまで。
在庫管理は奥が深いです。別記事でもいろいろとご紹介していきます。

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