皆さんこんにちは。
皆さんの働く会社。タバコ吸えますか?
吸えない職場は素晴らしいです。それだけで他の企業との差別化が可能です。アピールもできます。
業種や職種を問わず、タバコを吸える環境を職場に用意する必要はありません。
特に製造業は喫煙所を今すぐなくしましょう。
製造業において喫煙所を無くすことによるメリットを紹介します。
メリットのみです。デメリットはありません。
ちなみに今は禁煙していますが、私も元喫煙者です。
そのため、喫煙者の気持ちもよくわかります。わかった上での内容になります。
喫煙所のスペースが不要になる。
何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、喫煙所を無くせば喫煙所が不要になるのです。
建物内に喫煙所がある場合は、喫煙所を会議室やちょっとした打合せコーナーにすることができますし、書庫などの物置として利用することも可能になります。
普段、打合せスペースや収納場所が少なくて悩むことも多いと思いますが、喫煙所を無くすことで有効活用が可能となります。
製品や原材料に臭いがつかない
喫煙所を無くすことで、製品や原材料にタバコの臭いがつかなくなります。
えっ?これまでも離れた喫煙所でタバコを吸っているから物にはつかないですよって?
そんなことはありません。必ずどこかでかすかにタバコの臭いがついているはずです。
工場には多くの方が働いています。加工する人、運搬する人、出荷する人、検査する人などどこかで必ず臭いがついてしまいます。
そもそもタバコ1本吸うとその後45分間は呼気からたばこの臭いがするんですよ。
45分って言ったら次の1本が吸いたくなるころじゃないですか。
つまり、ずっとタバコの臭いを発しているのですよ。
それで製品や原材料にタバコの臭いがつかないと言い切れますかね?
残念ながら、製品にタバコの臭いがついていませんと言い切るためには喫煙所を無くすしかないのです。
他の臭いならいいというわけではありませんが、残念ながら世間的にタバコの臭いへのあたりは強いのです。
※同じようなことで、裸眼で何とか見えるような小さなゴミや塵が製品についていても何も言われないことがほとんどですが、髪の毛1本が入っているとクレームになったり騒がれるのと似ています。
作業効率が上がる
喫煙所を無くすことで、禁煙してくれる人が増えるとそれだけで作業効率が上がります。
喫煙者は、定期的に喫煙しに行きますが、その時だけタバコが吸いたいわけではありません。
喫煙者は喫煙しているとき以外、タバコを吸いたいのです。
何かしたら一服。何もしていなくても一服。
そこで、一気にタバコを吸える場所を無くしてしまい、タバコのことはあきらめてもらいましょう。
仕事に集中してもらいましょう。
はじめは不満も出てきますが、しばらくすると人間慣れますよ。
安全性が高まる
タバコを吸う場所を無くすことで、ライターが必要なくなります。また、タバコの火の消し忘れを心配する必要もありません。
工場がタバコの火で火事になるなんて、笑えませんよね。たまに倉庫が燃えたりしてニュースになりますよね。
また、化学工場などでは化学薬品に火が移ると爆発なんてこともありますので、本当に注意が必要です。
電子タバコだからよいとかそういう話ではありません。
1時間に1度タバコを吸いたくなる喫煙者は、作業にも集中しきれない時があります。
気が付かないうちに、集中力が散漫になり、それが怪我につながることになりかねません。
タバコが間接的に大切な従業員に怪我をさせていることになっているかもしれません。怪我や病気で人がさらに不足する可能性があるのです。
優秀な人材が確保しやすい
これは間違いありません。
タバコを吸っている人が優秀じゃないかといえば、そんなことはありませんが、タバコを吸っていなければもっと優秀ということです。
私もタバコを吸っていましたので、よくわかりますが、タバコのためならダメとわかっていることでもやってしまうときがあるんですよね。
咥えたばこ、ポイ捨て、などなど。
ルールを守れない人が多いんです。喫煙者は。
タバコを吸わない人がルールを完璧に守るかといわれれば、異なるのかもしれません。でもそれでもタバコを吸う人よりは統計的にルールを守ると思っていると思います。
何をもって優秀というかは人によって異なると思いますが、どのような業界、業種であっても働く社会人であれば、ルールを守ることができなければ優秀とは言えないですよね。
決められたルールを律することができる人。少なくとも新人であればこれができるだけで優秀な人材です。
いかがだったろうか。
喫煙者はなかなかタバコを止めれません。むしろ周りから「やめた方がよい」なんて、何度も言われているだろう。
それでも止めれないのだから、自発的にやめる気にならなければなかなか禁煙を達成するのは難しいことと思います。
でも、企業では社長が一言いえば変えれます。禁煙の職場にできるのです。
社長が禁煙宣言をして、それを守れない社員がいたとします。その社員、今は貴重な人材かもしれませんが、本当に企業にとって必要な人材でしょうか。
厳しくすることで社員が辞めていくこともあるかもしれない。痛みを伴うかもしれません。
それでも少しでも生産性を上げ、利益をあげ、企業を存続させるという経営者の役割を全うする必要があります。
禁煙だけではないですが、それでも残ってくれた社員が本当に御社にとって必要な社員となるのではないでしょうか。
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