QC7つ道具について

皆さん、こんにちは。中小企業診断士のTAKUです。

今回は、QC7つ道具についての解説をしていきます。
(本当は新QC7つ道具も同時に解説しようと思いましたが、長くなりすぎたので別記事にします。)

どういうときに、どういう風に活用するのか把握していきましょう。

QC活動する場合に役立ちますよ!
では、説明していきます。

QC7つ道具とは

QC7つ道具とは、グラフ・パレート図・チェックシート・ヒストグラム・散布図・管理図・特性要因図のことを言います。
それぞれ説明と具体例を示します。

グラフ

グラフは、データの大きさを図形で表し、視覚に訴えたり、データの大きさの変化を示した図です。
つまり、人間の視覚に訴え、より多くの情報を要約して、より早く、正確に伝えられるようにデータを図示したものが、グラフということです。

グラフには以下の種類があります。

棒グラフ

目的:数の大小を比較する。
特徴:数の大きさを、棒の長さを用いて表す。

棒グラフの例

~総務省統計局から引用~

折れ線グラフ

目的:時間的な変化を示す。
特徴:グラフ上にデータをプロットし、その点を折れ線で結んで表す。

折れ線グラフの例

~総務省統計局から引用~

円グラフ

目的:内訳の割合を示す。
特徴:円全体を100%とみて、各部分の比率を円の扇形の面積で表す。

円グラフの例

~総務省統計局から引用~

帯グラフ

目的:時間的な変化や層別項目別に内訳の割合を示す。
特徴:帯状の細長い長方形の横の長さをいくつかに区切り、その長さの面積でそれぞれの量の大きさを表す。

帯グラフの例

~総務省統計局から引用~

レーダーチャート

目的:項目の構成比の大きさや項目間のバランスを表す。
特徴:中心点から分類項目の数だけレーダー状に直線を伸ばし、その線上に数量の大きさを表す。

注意点としては、各項目について良い値が外側に来るように統一し、レーダーが大きければ良くなるようにし一目で良さがわかるようにします。

レーダーチャートの例

~総務省統計局から引用~

パレート図

パレート図は、項目別に層別して、出現頻度の大きさの順に並べるとともに、累積和を示し、累積比率を折れ線グラフで示した図です。
パレート図は、多くの項目の内、ごくわずかな項目によって結果の大部分が占められるという考え方が基本になっている。この考え方をパレートの法則ともいいます。

パレート図には次のような特徴があります。
・どの項目がもっとも出現しているかを見つけることができる。
・出現の順位が一目でわかる
・項目の全体に占める割合が把握できる。

パレート図の例

~総務省統計局から引用~

チェックシート

チェックシートは、データが簡単にとれ、しかもそのデータが整理しやすいように、また漏れなく合理的にチェックできるようにあらかじめ設計してあるシートのことです。
チェックシートを用いると、簡単にチェックするだけで必要なデータが整理されて集めることができるという利点があります。

チェックシートの例

品質管理の知識から引用~

ヒストグラム

ヒストグラムは、データの分布状態を把握するために用いる図である。

ヒストグラムの例

~総務省統計局から引用~

散布図

散布図は、2つの特性を横軸と縦軸とし、観測値を打点してつくるグラフ表示である。

散布図の例

~総務省統計局から引用~

管理図

管理図は、連続した量や数値として測定できるデータを時系列に並べ、これが異常かどうかの判断基準となる管理限界線を記入した管理図表である。
作成方法は結構難しいので、別記事にしたいと思います。

管理図の例

~総務省統計局から引用~

特性要因図

特性要因図は、ある結果(特性)をもたらす一連の原因(要因)を階層的に整理するもので、結果に対してどのような因果関係になっているかを示した図である。
特性要因図は実際に作成するとわかるが、作成することが非常に難しいです。
作成する際の大分類は特性に影響を及ぼすと考えられる要因を4つから8つ程度に分類して作成していきます。
主に4M(作業者(man)、機械(machine)、作業方法(method)、材料(material))や治工具、測定、運搬などで分類することで考えるとよいです。

良い特性要因図のチェックポイントは以下の通りです。

1.要因の抽出に抜け漏れがない。
2.末端の要因でデータが抽出できるか。条件を変えることができるか。
3.大骨、中骨、小骨が系統立てられているか。
4.特性に関係のない要因が入っていないか
5.関係する多くの人たちの意見が盛り込まれているか。

特性要因図の例

品質管理の知識から引用~

QC活動への活用

QC活動のステップの1つである現状把握や要因解析及び効果の確認で活用が可能です。

例えば、現状把握で異常の件数を確認して、グラフで表し視覚で訴えることができます。
また、要因解析では特性要因図を用いて、重要な要因を抽出することができます。
そして、効果の確認で、現状把握で確認した内容と同じ要領で件数を確認することで、現状と実施後の効果を並べて比較することが可能となります。

データに基づき比較をすることで、客観的で納得感が出ます。そして周囲に説明する際にもわかりやすくなります。

参考図書の紹介です。


図解入門ビジネス 今里健一郎

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