名前のない怪物 蜘蛛と少女と猟奇殺人 【黒木 京也・宝島社文庫】あの日僕は恐怖し、魅了され、そして捕らえられた。

書籍紹介

  • タイトル:名前のない怪物 蜘蛛と少女と猟奇殺人
  • 著者  :黒木 京也
  • 出版社 :宝島社文庫

読もうと思ったきっかけ

本屋のポップで新感覚ホラーサスペンスとある! また帯には続編を希望すると答えた人が92%!となっている。
これは面白そうだ。読んでみようと思ったことがきっかけ。
また同じく帯に「恐怖と謎とエロスが融合したサスペンスホラー」と記載がある。
エロスですよ!エロス! これは読まねば。正直実写よりも文字の方が想像してると、、、ね。

概要

ある日、音もなく僕の部屋に姿を現した、正体不明の怪物。美しい少女の姿をとりながら、言葉も通じず、意思の疎通が可能かどうかも不明な「それ」は、少しずつ僕の生活を侵食していく。また、怪物の出現と時を同じくして、連続猟奇殺人事件が巷を騒がせていた。果たして美しくも不気味な「同居人」は、猟奇殺人と関係があるのだろうか……。日本最大級の小説賞「第5回ネット小説大賞」でメディア賞に輝いた新感覚サスペンスホラー、ついに登場!

~本書カバーから引用

ごく普通の一人暮らしをする大学生「レイ」の周りで次々に起きる猟奇殺人。レイ自身にも美少女に監禁され、次から次へと起きる驚愕の展開。部屋に現れた蜘蛛は犯人なのか?敵か味方か?

感想

読み終えた後、蜘蛛が怖くなりますよ、この本! 先日、小さい蜘蛛が家の玄関の外にいたんですが、それを踏み潰したんですよ。その後、車に乗って出かけて帰りの途中に車の中のカーナビ部分に同じくらいの大きさの蜘蛛がいましてね。さっき踏み潰した蜘蛛なのかどうかは定かでないけど、もうね。ドキッとしまして、この本のこと思い出しましたよ。
それくらい蜘蛛に対して強烈な印象を与えてくれます。

が、しかし、不満なところもあります。

エロスが、エロスが大したことないんですよ。いや、まったくないといっても過言ではない。帯の文章とは異なるではないか!(一応はあるんですけどね)

しかもこの本、事件が解決しません。というのも、おそらく続編があります。最後の最後に第一部完となっていますので、第二部がそのうち出ると思います。というか出てもらわないと困ります。

事件の真相もはっきりしてもらわないと困るのと、エロスが足りんので第二部ではエロスをしっかりと頼むよ。

しかし、レイ君が通う大学、次から次へと人が死ぬけど、大丈夫か?と冷静になって考えてみると別の意味で面白いかも。

評価

エロスが少ないですが、それを差し引いても面白いです。おすすめです。
蜘蛛や殺人の恐怖に対する描画は読み終えた今でも思い出してゾクゾクでき、さすがです。
早く第二部が読みたいそんな作品でした。

著者紹介

黒木 京也

青森県生まれ。本作で第5回ネット小説大賞メディア賞を受賞しデビュー。

~本書カバーから引用

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です