皆さんこんにちは。中小企業診断士のTAKUです。
みなさんは工場経営と聞いて何を思い浮かべますか?
・設備機械がずっと同じように動いているイメージ
・製品がベルトコンベアで流れてきて、人が仕分けしているイメージ
・倉庫でフォークリフトに乗って製品や原材料を運搬しているイメージ
など、人によってイメージすることは異なります。
工場のイメージは異なることは当然です。工場では下図のような業務があり、本当に多岐にわたっています。(クリックで拡大します。)
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~基礎から学ぶ生産管理システム 製造業SEのための業務知識から引用作成~
こうした活動を地道に丁寧に確実に行うことで、工場での生産が成り立っているわけです。
それぞれの活動、作業には意味があり、品質、コスト、納期に関係しています。
つまり、工場とはこれらの活動すべてを総合的に管理することであります。
さらに、経営とは顧客に対する活動になりますので、この図には記載がない自社の外側(つまりは顧客)についても包含されます。
したがって、「工場経営とは自社の内部的な管理にとどまらず、顧客が求めている機能を求めている品質、コスト、納期で満たすこと」と言えます。
次回以降、工場業務の概要図のそれぞれの項目について順次説明していきます。
本記事で参考にした書籍
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