IoT導入が目的になっていないか?導入して何をしたいのか、これも重要です。

皆さんこんにちは。中小企業診断士のTAKUです。

本日は、IoTについてのお話です。とある企業で、IoTの導入が行われていますが、目的があいまいなままなので、その紹介です。

皆さんの会社ではIoTの導入が進んでいますか?

この質問への回答、実は難しいと思います。

なぜかといいますと、何がIoTなのか、概念的な話だからです。これがIoTですとはなかなかはっきりとは言えないはずだからです。

少し話がそれました。

IoTで一番重要な点、それは導入することが目的となってはいけない点です。

まずは、何をやりたいのかという目的を定めることが大切です。
生産実績の見える化をしたいとか不良の原因を探りたい、設備の異常を防ぎたい。受注を増やしたい。などの目的を定めることです。
いろいろな課題が山積しているとは思いますが、あれもこれも解決したいとなると仕組みが複雑化し、関係者も多くなったりと導入が一気に難しくなります。

そこで、まずは解決したい目的を絞り込みます。

すると導入への敷居が下がります。

解決したい目的を絞り込み、スモールスタートでIoTの導入を行って、まずは成功体験を得ます。

その後に、一旦導入したIoT機器から取得できるデータを使って別の目的に流用できないかと考えることもできます。
ここは手段からスタートになりますが、この場合も改めて「何を実現したいか」と目的を再確認することをお勧めします。

最初は単一の目的で導入し、そのIoTを使ってさらに活用範囲を広げていく。これの繰り返しがIoTの活用をうまく広げていく方法でないかと考えます。

また、IoTの導入で取得した情報が見えるようになります。
しかし、見えるようにすること自体が目的ではなく、見えるようになった情報を元に行動に結びつけることが目的である。

その点を忘れてはならない。

纏めると、IoTの導入はまずはこれだけは改善したいというあまり大きくない単一の目的から導入を進めることが成功につながる。
そして、導入したIoTから取得できるデータを元に、新たな改善の切り口が生まれます。
IoTから情報が取得できて、それが見えるだけではもちろん意味がない。行動を起こすことが重要である。
「手段としてのIoT」と「何を改善したいのかという目的」を交互に考えることも重要だし、そのIoTから得られた情報からどういう行動変化を起こせるのか、その柔軟な発想へ転換できる企業文化をつくることが重要である。

こういったところに現在のカイゼン活動を当てはめて進めていくことで、マンネリ化した活動が打破できるのではないかとも思います。

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