平成30年度春期 基本情報処理試験 午前問78解説

当サイトでは、IPA主催の基本情報処理試験のうち主に計算問題について解説を行います。計算問題以外については基本的に覚えれば解けますので、頑張って覚えてください。

解説が必要な問題があれば、問い合わせよりご連絡ください。

問78の内容

商品Aの当月分の受払いを表に記載した。商品Aを先入先出法で評価した場合、当月末の在庫の評価額は何円か。

ア 3,300
イ 3,600
ウ 3,660
エ 3,700

IPA情報処理推進機構より転載

答えはクリックすることで表示されますが、わからない場合はこのページを読んで理解してください。

 

用語の説明

先入先出法とは

先入先出法とは次のように定義されています。

先入先出法(さきいれさきだしほう)とは、先に取得したものから順に払い出されると仮定して、棚卸資産の取得原価を払出原価と期末原価に配分する方法である。英語では、FIFO(First In, First Out)という。

wikipediaより転載

先に取得したものから順に払い出されるということで、小学校や中学校をイメージしてもらえばわかりやすいと思います。
小学校や中学校では学年が毎年1つあがっていきます。自分が小学3年生だとして、その時4年生の人より先に卒業することはできませんし、その時2年生の人より後に卒業することもできません。順番に卒業していきますね。先に入学した人が、先に卒業していく。このイメージです。

先入先出法はFIFO(First In, First Out)ですが、同義語としてLILO(Last in, Last Out)があります。

後入先出法

ついでに先入先出法の逆となる後入先出法についても説明します。

後入先出法(あといれさきだしほう)とは、後に取得したものから順に払出されると仮定して、棚卸資産の取得原価を払出原価と期末原価に配分する方法である。英語では、LIFO(Last In, First Out)という。

wikipediaより転載

こちらは後に取得したものから順に払い出されるということで、容器に物を入れる時をイメージしてもらえばわかりやすいと思います。

容器には上から物を詰めていきます。取り出すときも上から取り出しますので、最初に容器に入れた物を出そうとすると最後に容器に詰めた物から出さないと取り出せませんね。最後に物を詰めた物は、取り出すときに最初に取り出すことになります。
このイメージです。

後入先出法はLIFO(Last In, First Out)ですが、同義語としてFILO(Firstt in, Last Out)があります。

回答解説

表中の受払の個数が先入先出法の取得にあたります。
あとは順番に先入先出法に従い、在庫数とその在庫の評価額を求めます。

表中の1日時点の在庫数は10です。
4日に40の在庫を受入ていますので、在庫数は50になります。
5日に30の在庫を払出ていますので、在庫数は20になります。
7日に30の在庫を受入ていますので、在庫数は50になります。
10日に10の在庫を受入ていますので、在庫数は60になります。
30日に30の在庫を払出ていますので、在庫数は30になります。

残った在庫30は最後に受入を行った30個になりますので、
10日に受入を行った、10個 と 7日に受入を行った30個のうちの20個ということになります。

したがって、10日分10個×110円 と 7日分20個×130円 を足し合わせた値が、在庫の評価額となります。

(10×110)+(20×130) = 3,700

正解は、「エ 3,700」ですね。

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