平成30年度春期 基本情報処理試験 午前問54解説

当サイトでは、IPA主催の基本情報処理試験のうち主に計算問題について解説を行います。計算問題以外については基本的に覚えれば解けますので、頑張って覚えてください。

解説が必要な問題があれば、問い合わせよりご連絡ください。

問54の内容

あるソフトウェアにおいて、機能の個数と機能の複雑度に対する重み付け係数は表のとおりである。このソフトウェアのファンクションポイント値は幾らか。ここで、ソフトウェアの全体的な複雑さの補正係数は0.75とする。

ユーザファンクションタイプ 個数 重み付け係数
外部入力 1 4
外部出力 2 5
内部論理ファイル 1 10

ア 18
イ 24
ウ 30
エ 32

IPA情報処理推進機構より転載

答えはクリックすることで表示されますが、わからない場合はこのページを読んで理解してください。

 

用語の説明

難しい言葉「ファンクションポイント値」が出てきましたね。学習しましょう。

ファンクションポイント値

ファンクションポイント値とはファンクションポイント法によって算出されたソフトウェアの規模・工数を数値化した値のことです。

ファンクションポイント法

ファンクションポイント法とは次のように定義されています。

ファンクションポイント法(ファンクションポイントほう、英: function point method)とは、1979年にIBMのアレン・J・アルブレヒト(A.J.Albrecht)が考案したソフトウェアの規模を測定する手法の1つ。ソフトウェアがもつ機能数や複雑さによって重みづけした点数(ファンクションポイント:FP)を付け、そのソフトウェアにおける合計点数から開発工数を見積もる。米国International Function Point Users Group(IFPUG)によってマニュアルが策定された。

wikipediaより転載

つまり、あるソフトウェアを作成するときに、その「機能」(ファンクション)を基本にし、それぞれの機能に処理内容の複雑さなどをもとに点数をつける。その点数を合計してソフトウェアの規模や工数を見積もることができるということです。

回答解説

ファンクションポイント法ではすべての機能の点数の総和を求めます。

つまり、今回の問題では、
外部入力の点数の合計+外部出力の点数の合計+内部論理ファイルの点数の合計
を求めることになります。
(1×4)+(2×5)+(1×10)=24

求まった24に問題文にある補正係数をかけます。

24×0.75 = 18 となりますので、ソフトウェアのファンクションポイント値は18です。

正解は、「ア 18」ですね。

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